つまり、女性らしい体に変化していくことになりますが、同時に体のだるさも現れることがあります。
しかも思春期は、ホルモンを放出する卵巣が未熟なため、ホルモンバランスを崩すこともあります。
神経解剖学脊髄の痛みシステム
つまり、ホルモンの量が変わる思春期では、「ホルモンバランスが変わる」というストレスを受けやすいうえ、卵巣が未熟なので、ホルモンの分泌量の調整もイマイチうまくいかないときがあるのです。
このような状態では、体に化学的ストレスが大きくかかることになります。
またこの時期は、多感な時期のため、精神的ストレスを受けやすい状態でもあります。
恋・部活・新しい出会い・卒業・入学・クラス替え・時には引っ越しなど、環境が変化しやすいためにストレス量が増えやすくなります。
(人間は環境の変化をストレスと感じる)
中には恋人や友達とのケンカ、更に学校や職場での「いじめ」など、人間関係の問題を抱えております。
このようなことから精神的ストレスが多くなり、うつ病へと進行する場合が多いです。
実際に中学生に質問をしてみると
「生きていても仕方がない」
「ひとりぼっちでいるような気がする」など、かなりの人数の中学生が、同級生や部活の先輩などによる人間関係に悩みを持っているのがよくわかります。
"病院不安と抑うつ尺度は、 "コンピュータ
更に3月から5月は、「木の芽どき」といって、体の調子を崩しやすいときです。
あなたもご存じの通り、この時期日本では、卒業・入学、あるいは入社などの環境の変化があります。
うつ病の原因=ストレスのページもお伝えしましたが、ストレスは一つの器に溜まっていきますので、このようにストレスが集中的にかかるときは注意が必要です。
対策としては、無理をしないということです。
この時期、うつ病にまでなる女の子は、体の許容量を超えての環境の変化や出来事が起きていますので、無理はしないことです。
また、この時期の女の子は、
お菓子などもたくさん食べたり、
無理なダイエットをしたり、
朝まで遊んでいたりと、
体に負担をかける生活をしやすいので、体の調子良し悪しには注意が必要です。
中には早すぎるタバコやお酒、あるいはドラッグに手を出す子もいるでしょう。
この時期は、過保護にならない程度に親御さんがしっかりと寄り添ってあげる必要があります。
子供のやることを頭から否定せずにコミュニケーションをとっていく必要があります。
アメリカの肥満の子供の割合(%)
しかし、あまりストレスから逃げてばかりいると、ストレスに対する抵抗力が付かずに「逃避型のうつ病」になりやすくなってしまいます。
10代のうつ
最近特に10代のうつ病発症例が増えています。
特に多いのは中学生のうつ病発症です。
特に最近よく耳にするのが「イジメ」の問題です。
そのイジメの問題から精神的に不安になりうつ病を発症することが多くなってきています。
実際に中学生に質問をしてみると
「生きていても仕方がない」
「ひとりぼっちでいるような気がする」などと、
かなりの人数の中学生が、同級生や部活の先輩などによる人間関係に悩みを持っているのがよくわかります。
今まででは考えられない社会状況。いじめがなくならない現状。
特に最近のいじめは、
直接的に「無視する」
「目に見えてわかるいじめ」ではなく、ネットなどを使った陰湿なものに変化していっています。
そんな環境の中、友達とちょっとでもうまくいかない状況に陥ると、思春期に差し掛かった子供たちは、潰れてしまうくらいのストレスを抱え込んでしまいます。
そして、うつ状態になってしまうのです。
最近特に、中高生の自殺が目立っていますが、これはイジメによるものもあるでしょうが、うつの状態がひどくなったときにおこりうることがあるのです。
また、イジメの問題から不登校になったりと、現在の10代の子供たちを取り巻く環境は、以前とは比べ物にならないくらい悪化しています。
小学生から中学生までうつ病のチェックをしたときの結果として、学年が大きくなるにつれて「うつ」と診断される子供たちは確実に増えています。
子供たちを取り巻く環境が、悪化していくほど、10代のうつ病患者は増え続けるでしょう。
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