前回、レントゲンでまさかのふんづまりを立証されてしまった
おマヌケ一直線ないたちむらでありますが(そのお話はこちら)、
そんな時もやっぱり自然療法で日常のケアをしたい…。
そこで役立つのがアーユルヴェーダ医学の体質の捉え方、
3つのドーシャという考え方だとお話しました。
その3つのドーシャ理論をものすご〜く分かりやすく説明し、
さらにヨーガとアロマを応用した体質別ケアを紹介したのがこの本。
「ヨーガとアロマで調える 体質別気持ちいい暮らし方」なのです。
アーユルヴェーダにおける3つの生命エネルギーである
ドーシャは、ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(土)。
このエネルギーのバランスによって、個々人の体質が決まります。
【ヴァータ】、【ピッタ】、【カパ】、の3体質をはじめとして、
それ以外にも【ヴァータ・ピッタ】、【ピッタ・カパ】、
【ヴァータ・カパ】のように、2つのエネルギーに傾く体質、
また、【ヴァータ・ピッタ・カパ】という3要素全てが
ほぼ同等の体質を含め、全部で7つの体質があるわけです。
で、この本の一番すごいところは、ですね。
saltar骨折
なんと、それぞれの体質を動物にたとえて表現しているんです。
【ヴァータ】はハムスター、【ピッタ】はドラゴン、
【カパ】はカメ、【ヴァータ・ピッタ】はサル、
【ピッタ・カパ】はゴリラ、【ヴァータ・カパ】はペンギン、
そして【ヴァータ・ピッタ・カパ】はクマという具合。
これ、とっても分かりやすい捉え方だと思います。
アーユルヴェーダ版・動物占い、って感じでしょうか。
本来のヴァータ・ピッタ・カパの概念を如実に表しながらも、
初心者にもとっつきやすく、分かりやすく紹介している。
初めてこの本に出会った時は、わぁ〜なるほど!と感心しました。
参考までに。
代表的な3つの体質の特徴 をここであげておきましょうか。
前回お話ししたように、いたちむらはハムスター体質。
いやぁ、いたちとハムスター、すでに近いものがありますね(笑)
この体質の特徴は、「好奇心旺盛で活発、頭の回転が早い」
そして、「体はスリムで太りにくく、冷えや乾燥に弱い」
「何でも器用にこなすけれど、心身ともに持久力、集中力がない」
いやいや、お恥ずかしい…ほぼおっしゃる通りです。
しびれ腕の痛み
そして、ピッタのドラゴン体質。
「熱い心と体の持ち主、何事にも妥協を許さないリーダータイプ」
「中肉中背で体力バッチリ、汗をかきやすく、喉が渇きやすい」
「物事に積極的で頼りがいがあるけれど、攻撃的になりやすい」
まさに火のイメージの体質ですね〜。
カパのカメ体質はどうでしょう〜。
「マイペースでのんびり屋、最後まであきらめない粘り強さを持つ」
「グラマーで大柄、色白で目が大きい、太りやすいのが難点」
「じっくりと腰を据えて取り組めるが、臆病で殻に閉じこもりやすい」
カパの結合エネルギーがカメさんによく表されています。
この本では、体格や外見、行動などのチェッ� �シートをもとに、
3つのドーシャバランスからどの体質か分かるようになっています。
この体質分類って、漢方の「証」という考え方とよく似てますよね。
マクロビなんかでよく出てくる陰陽五行説なんかも思い当たります。
それから、ホメオパシーも同じように、どういう体質の持ち主で、
どういう症状の出方なのかによって、処方されるレメディが違う、
という点で、根底的に似ていると思います。
どのように第二手の喫煙の影響を
ただ、アーユルヴェーダのこの3つのドーシャによって
体質やものの性質を捉えるという考え方は、いたちむら的には
一番自分になじむというか、理解しやすかったんですよね。
いたちむらはもともと、アロマテラピーの学校に通っていた時に
アーユルヴェーダの知識や実技を学び、面白いっ!と思ったのですが、
理解するだけでなく、日々のケアにすぐ応用出来るのが良かったんです。
で、日々のケアですが。
この本の著者、綿本さんはもともとヨーガの専門家らしいですね。
ヨーガは当然、本国インドのアーユルヴェーダと深い関係があります。
この本では体質別に日々のおすすめポーズや呼吸法が紹介され てます。
私も、ハムスターの項目で勧められているウサギのポーズは、毎朝
布団の上でやってます。上80の低血圧ないたちには欠かせませんっっ
そして、アーユルヴェーダではゴマ油にハーブを浸して
治療に用いますが、これを簡単に応用したのがアロマテラピー。
ゴマ油に生ハーブはなかなか日常というわけにはいきませんが、
アロマの精油なら簡単に日々の生活に取り入れやすいというものです。
ドーシャが乱れた根本原因に立ち返って、一人一人の体質に
合った精油の選択をする、そんなふうにアロマを捉えているのです。
ちなみに私の体質、ハムスターさんにおすすめの精油は、
ラベンダーやローズにカモミールなどのお花系、
オレンジ・スイートやバニラなどの温かく、甘い香りが主でした。
ええ、まさに大好きです(´艸`*)こういう香り。
ヴァータが乱れたな、と思った時、これらの香りをアロマバス
(冷えと乾燥を取る目的)にして用いるのがおすすめなのだとか。
ヴァータが乱れやすい、乾燥と冷えに襲われるこの季節。
改めて自分の体質に振り返って、日々のケアをしてみることで、
便秘体質とも自然にサヨナラ出来たらいいなぁ〜と思うのです(*´ω`*)
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