はじめに
2009年6月日経メヂカル・日経ヘルスからの抜粋ですが、米マサチューセッツ大教授が、メニエル病の患者(解剖検査)で、側頭骨の病理組織像を観察し前庭神経節の細胞内に帯状疱疹ヘルペスウイルスの外殻が見つかったとあります。
近年では、耳疾患の有力説として注目され、その治療にはバルトレックス・ゾビラックスが使用されます。
メニエル病や突発性難聴など耳疾患を起す代表で、これらは厚生労働省の特定疾患 (難病)に指定され、現代医学ではともにおよその発症要因はつかめても、いった何が原因なのか特定できないからに他ならりません。
これ以外にも、後頭神経痛・ベル麻痺(顔面神経麻痺)・前庭神経炎などもその可能性が示唆rされています。これらは帯状疱疹ウイルスが誘因で引き起こされている可能性もあります。
精神的・肉体的なストレスが関与?
性格が生真面目であったり繊細、神経質で几帳面 なタイプや精神的なストレスにあまり強くない人、仕事や人間関係や、将来のこと、家や職場など身体的ストレスや疲労・精神的ストレスな疲労を蓄積しやすい人、こういった人々が圧倒的に多いのです。
ではこのストレス度合いを計ることは可能なのかと言えば、それは極めて困難なのであるとしか言えません。
性格診断やうつ状態を判定するストレス検査ではおよその検討はついても、それを数字で表わす事には限界があります。
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なぜなら、もともと患者さん自身が自分の性格を客観的にも把握している事も多く、また、このようなストレステストでは、どこにチェックをつければ、どのよな判定が出るかがおよそ予測出来てしまうのも頷けます。
帯状疱疹の活性化について
一度、水痘になると、たとえ治癒しても水痘のウイルスが神経節の中に潜伏している状態(潜伏感染)が続く、ストレスや心労、老齢、抗がん剤治療・日光等の刺激などによりヒトの免疫力が低下すると、神経細胞を取り囲んでいるサテライト細胞の中で、再度増殖する(活性化)ことによって生じるのが帯状疱疹であります。
しかし、活性化のメカニズムは不明。
60歳代を中心に50歳代〜70歳代に多く、過労など引き金でウイルスが活性化すると考えられでいます。また、若い世代に発症することも珍しくありません。
日本人の9割以上が、殆ど10歳頃までに水痘(みずぼうそう)に罹患 すると言うはれ、この水痘(みずぼうそう)の原因が帯状疱疹ヘルペスで、ヘルペスウイルスの範疇に属しています。
やっかなのは、帯状疱疹ヘルペスが体内から完全に消失しないで、神経細胞(神経節)に遺伝子の形で潜伏して、免疫力の低下した時に、活性化し炎症を起すのですが、代表的なものだと背中やお腹の神経走行にそって強い痛みと発疹が現れるのは有名です。前述のように、体内から完全に消えてしまうことはないので、見えない形で住みつつけているわけです。
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私の体験(コラム)
私自身が顔面神経麻痺と突発性難聴に患ってきたのですが、耳鼻咽喉科での投薬(ステロイド等)と自身の鍼灸治療の連用で、難聴は2ヶ月程で回復し、耳鳴りは日中は気にならない程度に、めまいも初期に比べれば緩解してきたのですが、やはり、動作時に一瞬フラットするのが最もつらい症状だと、、患われた患者さんも同様の事を想像されているのではないしょうか。
第一に我慢する事が出来ないのと、外出や仕事にも大きく影響します。
私がネット上、或いは雑誌や書籍で様々なものを調べたのですが、最も信憑性のある考えが、このヘルペス活性化で起こりうるのではないかと七戸さん、現在は札幌東和病院に勤務されておりますが、この医師の書籍やHPを拝見していると、単に名声や金銭的な見返りを求めているのではないと本当に患者さんを治療したいと考えておられると思われます。
他にも活性化説をもにと治療にあたれている医師は存在します。
私の治療の詳細については別途HPを立ち上げますが、活性化説に基つき抗ウイルス薬を使用する、この治療は数ある中の有効な方法の一つであるとお考え下さい。すべての患者さんが治癒するわけではありません。
バルトレックス・ゾビラックスについて
この薬物療法で問題な点は、どこの医療機関でも実施していなく、この方法を取り入れている病院自体が少数であるということ、また、抗ウイルス薬の処方を近隣の耳鼻咽喉科でお願い しても、恐らく相手にされないか、または処方はして頂けないはずです。
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この薬は現在の標準的な指針には該当しなく、保険適用もされないので、バルトレックス錠だと2週間で23000円超えると思います。
ゾビラックス錠のゾロ(後発品)でも8000円位しますので金銭面でもそれなりの負担があります。
効果について
これまでどんな治療を試みても効果のなかった人や、 耳疾患の後遺症で苦しんでおられる方はこのような手法も存在するのだと片隅にでも置いていただければと思っております。
私自身ですが、鍼灸と併用しながら進め、ゾビラックスが功を奏したのかめまいは全くなくなり、薬を飲み始めて3日目くらいで一瞬ふらつく感じがほとんど全くなくなりました。
耳鳴りについては以前より殆んど気にならない程度でしたので効果ははっきりと識別できていません。
私が受診した先生の話でもめまいは治るとおっしゃられておりました。
書籍関係で実例などを拝読しても、やはり早期の投与が決めてなのですが、1〜2年ほど経過後でも良好な場合も存在し、このあたりは若年層や、内耳の損傷度合いが低いなども関係があるのではないでしょうか
このゾビラックスが、物理的にも経済的にも困難な場合は、東洋医学 めまいの鍼灸治療や自律神経免疫療法の実際などでもそれなりの効果は期待出きます。しかし、抗ウイルス薬のように 即効性はありませんが継続していただけるとそれなりの効果はあります。
ネットをご覧頂けば、抗ウイルス薬は個人輸入で簡単に手に入ります、病院で処方(初診料や検査料・薬学管理料・調剤技術料など)してもらうよりも金銭的に助かりますが、副作用等の事故が生じても全て自己責任となりますのでお勧めできません。
他に治療法がない、どうして治したいとお考えの方は一度、この方法を取り入れてる医療機関へお問合わせしてみてください。
薬だけに頼るのではなく、生活習慣(お酒・煙草・塩分など食生活など出来る範疇から改善する事も心掛けてください、特に経験上お酒)も見直しましょう。
私が診察して頂いたのは兵庫県三田市にある、前橋内科循環器医院です、とても物静かで信頼できる医師だと思います。
左の箱の写真がバルトレックス錠、右側の薬(服用説明書)がゾビラックス錠の後発品です。その下が管理人の21年8月7日の検査成績表で、少しみにくいのですが、発症から一年経過後で、帯状疱疹ヘルペスウイルスの基準値4未満に対して、その4倍の16でした。
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